アレハンドロ・バルベルデに関連する記事

2010年06月01日

アレハンドロ・バルベルデが2年間の出場停止。CAS裁定 1

CAS(Court of Arbitration for Sport、スプーツ仲裁裁判所)は5月31日、アレハンドロ・バルベルデに対して、2010年1月1日まで遡って、2年間の出場停止とする裁定を下しました。バルベルデは2011年12月31日まで、あらゆるサイクリングイベントに出場することはできません。この裁定を受けて、UCIは2010年1月以降にバルベルデが獲得したレースについて、彼の勝利、ポイントを無効とし、世界ランキングを修正したことを発表しました。

オペラシオン・プエルト以降、長く引きずっていたことですが、残念ですね。正直に告白をして処分を受け、長い苦しみの後でジロ・デ・イタリアで復活を遂げたイヴァン・バッソとの不公平感は誰もが感じるところでしたでしょう。オペラシオン・プエルトがこれで終わりだとは思わないのですが...

UCIの報道発表

5th stage of the 64rd Tour de Romandie
ツール・ド・ロマンディの勝利も無効に


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2009年09月25日

第64回ブエルタ・ア・エスパーニャのまとめ 3



ブエルタ2009娘の福島遠征のために最終日を見ることが出来ず、DNFだった今年のブエルタ・ア・エスパーニャ。記事の方も最後まで書き切っていなかったので、まとめておきます。アレハンドロ・バルベルデにとっては、今回のブエルタ・ア・エスパーニャの優勝が初めてのグランツール制覇となります。ツールとブエルタでは勝つための戦略も大きく異なるので一概に比較はできませんが、何度となく優勝候補に挙げられながらも、果たすことが出来なかったのはチーム戦略はもとより彼の情熱的すぎる走りにもあるでしょう。長いグランツールでの総合優勝よりも目先にぶら下がっているステージを取りに行く、それが彼らしいと言えばそれまでですが、今回は総合優勝を狙いに行き、クレバーな戦略で見事にモノにしました。ドーピング問題ではCASの裁定を待つ身ではありますが、私個人的にはオペラシオン・プエルトで彼が罰せられるのは不公平だと思います。

第21ステージでもアンドレ・グライペルが勝利をモノにし、ポイントジャージも獲得しましたが、世界中で行われるどのレースでも平坦ステージはコロンビアが圧勝していますね。1つのチームがこれだけ勝利を積み重ねた年があったでしょうか。ちょっと勝ち過ぎですね。

今年はグランツールを3つともじっくり見ましたが、二人の日本人選手が出場したツール・ド・フランスはこれまでとは全く別の見方をしていたと思います。どのレースが面白かったかと言えば、ジロ・デ・イタリアでしょうか。最後の最後までスリリングでしたし、メンショフの最終ステージの落車、ゴール後の雄叫びは忘れられません。そのメンショフと最後まで闘っていたディルーカがドーピング違反というのは残念としか言いようがありません。

ブエルタ・ア・エスパーニャ公式サイト

さあ、これでひと区切りついたので週末のロード世界選手権に向けて気持ちが切り替えられそうです。続きを読む

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2009年06月15日

第61回ドーフィネ・リベレ第8ステージのまとめ 3


ドーフィネ・リベレタイムトライアルのスペシャリスト同士の勝負を制したのはラボバンクのスタフ・クレメント、総合優勝はアレハンドロ・バルベルデ!エヴァンスは3年連続の2位に。

第61回ドーフィネ・リベレ、最終第8ステージがファベルジェからグルノーブルまでの146kmで争われました。グラブシュが逃げ、大人数の追走集団が形成される中で、最終的にはクレメント、ドゥーガン、ジョリーら3人のタイムトライアルを得意とする独走力のある選手が先頭に残りました。残り1.3kmでセバスティアン・ジョリーが早めの仕掛けをしましたが二人が追走。クレメントがゴール手前で追いついてそのままゴールしステージ優勝を決めました。メイン集団の中では最後までカデル・エヴァンスが仕掛けるそぶりを見せましたが、タイム差を付けることはできず、アレハンドロ・バルベルデの2年連続総合優勝が決まりました。

エヴァンスはこれで3年連続の2位、山岳ステージでの度重なるアタックもヴァルヴェルデ、コンタドールには通用せず、念願のツール・ド・フランス総合優勝に向けて、悪いジンクスを払拭できなかったばかりか、弱さをさらけ出してしまったように感じました。

一方、所属するBboxブイグテレコムのツール・ド・フランスの候補選手の一人としてレースを戦った新城幸也選手は前半の平坦基調のステージではスプリントに絡んで行く様子も見られました。後半の山岳ステージは自身のブログによればアタックを仕掛けていたようですが、結果的にグルペットでのゴールが続きました。チーム内ではスプリンターとしての位置付けのようなので、平坦ステージでは最後まで脚をためてスプリントに絡むことが、山岳ステージではアタックを仕掛けたりアタックを潰すことが仕事になりますので、良いレースが出来たものと思います。今日明日中にブログで何かしら報告をするようです。

クリテリウム・ドゥ・ドーフィネ・リベレ公式サイト
steephill.tv: 2009 Critérium du Dauphiné Libéré Live Dashboard
J SPORTS cycle road race
新城幸也の今日もチバリヨー
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2009年05月13日

ジロ・デ・イタリアが楽しくなくなるいくつかのニュース 1

毎日イタリアでは熱戦が繰り広げられていいるのに、この数日残念なニュースがいくつか流れました。まず差し迫っている問題はなんと言ってもアスタナの財政危機でしょう。CYCLINGTIME.comの記事:アスタナの将来、カギを握るのはアームストロング?が今後の方向性も含めて良くまとまっています。世界的な不況で盤石だったはずのカザフスタンの国営企業のスポンサードに問題が出てしまい、選手への給与の未払いも起こっているようです。UCIから最後通牒を突きつけられており、最悪の場合ジロ・デ・イタリアが終わる5月31日をもってチームの活動停止となる恐れもあります。アームストロングが買い取って、チームLIVESTRONGというプランが有力視されているようですが、LAFはむしろ活動資金が欲しいくらいでしょうから有力スポンサーとの契約がまとまることが条件です。アームストロングが復活したことだけでも驚きだと言うのにね。

二つ目はこのエントリで書いたアレハンドロ・バルベルデのドーピング違反問題。イタリアのオリンピック委員会からイタリア国内で行われるレースへの出場を禁止する通知がなされたようです。今年のツール・ド・フランスはイタリアを通過することから、ツール・ド・フランスへの出場が危ぶまれています。すでにヴァルヴェルデはスポーツ仲裁裁判所に処分の無効を訴えているようですが、オペラシオン・プエルトは捜査方法にも問題があったとされていますし、自ら証言して出場停止処分を受けたイヴァン・バッソ以外にこの件で明確に処分を受けた選手はいないと思うので、今は行方を見守るしかありません。

三つ目はトム・ボーネンから2回目のコカイン陽性反応が出てしまいました。コカイン自体は禁止薬物ではありませんが、使用すること自体が犯罪ですから最悪の場合収監されることになるかも知れません。去年この問題でツール・ド・フランスへの出場を逃したというのに懲りないと言うか、ガッカリですね。ボーネンは酒癖が悪いことで有名らしく、酒で前後不覚の状態で麻薬に手を出してしまったのではないかということのようですが、もしそうだとしても、お友だちが悪過ぎです。すでにクイックステップはボーネンの全てのレースへの出場を停止しているようです。トップチームだけに影響も大きいでしょう。

どれもこれも深刻な問題です。

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2009年02月20日

今度はバルベルデ?オペラシオン・プエルトの亡霊 1

イタリアオリンピック委員会(CONI)が、2006年のオペラシオンプエルトにおいて「Valv.Piti」と記された血液バッグと昨年のツール・ド・フランスがイタリア北部にゴールした際に採決したアレハンドロ・バルベルデの血液とをDNA鑑定したところ、照合したと発表したそうで、大騒ぎになっているようです。CONIはUCIの評決を待つそうですが...

大変なことになりました。私翻訳間違っていないですよね。

CYCLINGNEWS.comの記事続きを読む

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2008年09月14日

コンタドールがステージ優勝し、総合首位に 2

ブエルタ・ア・エスパーニャ2008は第13ステージ。サン・ビセンテ・デ・ラ・バルケラからアングリルまでの209.5km。距離が長い上に、3級、1級、1級、1級山岳をこなした後に、超級山岳、魔の山アングリルを登る、今大会最難関ステージです。

1日出掛けており、なんとか放送開始前にテレビの前にたどり着きました。アングリルは最初から見られましたが、長時間のドライブで疲れており、いつのまにかうとうとと、そしてすっかり寝てしまっていました。気がつくと、放送終了直前でした。

良いところをすっかり見逃してしまったわけですが、結局コンタドールが1位、42秒差でバルベルデが2位、58秒差でホアキン・ロドリゲスが3位、4位には1分5秒差でライプハイマー、ということで、コンタドールが総合優勝に大きく前進した一方で、第12ステージで大きく遅れたバンデベルデが大きく順位を戻したものの、コンタドールとの差はむしろ広がってしまいました。チームの体制、実力を考えると、コンタドールが圧倒的に有利な立場に立ったと言えるでしょう。
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2008年09月01日

バルベルデが登り坂の集団スプリントを制し、総合首位に立つ 4

ブエルタ・ア・エスパーニャ2008、第2ステージはグラナダからハエンまでの167.3kmで争われます。アップダウンが続くものの、1つの3級山岳以外は厳しい坂はなく、集団スプリントが予想されていました。残り60kmほどのところからテレビ中継を見ましたが、この時点で4人の逃げ集団がレースを引っぱっていました。しかし、スプリントポイントを切っ掛けにこれが壊れ、レースは終盤に大きく動きました。

逃げ集団が早めに潰れてしまうと、そこから五月雨式にアタックが掛かります。しかし、どのアタックも成功しません。集団は総合ジャージを持つリクイガスとボーネン、ベッティーニらスプリンターを抱えるクイックステップが先頭に立ってコントロールしたため、ほとんどのスプリンターたちが脚を残したまま、ゴールスプリントを迎えることになりました。

残り1kmあまり、仕掛けたのはケスデパーニュ、スプリンターたちはアレハンドロ・バルベルデを警戒して反応しません。速度が上がる集団にこれも吸収されて残り300m。満を持してバルベルデがスパート!力強いペダリングでぐいぐい登り、集団に2秒差をつけて圧勝です。ボーナスタイム20秒を加えて、マイヨオロを獲得しました。リエージュ・バストゥーユ・リエージュツール・ド・フランスの第1ステージを再現するような素晴らしい勝ち方で、緩やかな登りゴールでのスプリントの強さを印象づけました。
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2008年07月06日

ツール・ド・フランス開幕、バルベルデが驚異的なスプリントで第1ステージ優勝 4

ツール・ド・フランス、第1ステージ(ブレストからプリュムレックまでの197.5km)を制したのは、ケスデパーニュのエース、アレハンドロ・バルベルデでした。レースはスタート直後に8人の逃げが決まりましたが、集団は早めのチェックで、差を詰めて行きます。いつでも追いつくぞ、という時間差で推移しました。結局最後まで逃げていたダビ・デラフエンテとリリアン・ジェグーは残り7kmで吸収されるわけですが、直前に二人が交わした握手がとても印象的でした。

第1ステージのゴールはかなり登るレイアウトになっていたために、ゴールスプリントでは、生粋のスプリンター達は勝負を回避しました。残り1kmを切って、チームコロンビアのキム・キルシェンが仕掛けた時は、決まったかに見えましたが、終始集団を牽引していたケスデパーニュのバルベルデが追走集団から爆発的な飛び出しを見せ、坂道をぐいぐい登って行きます。最後の直線でキルシェンを難なくかわし、そのままゴール。集団に「1秒の差を付けて」優勝、マイヨジョーヌをに袖を通しました。

バルベルデは毎年優勝候補の一人に挙げられながらも、なかなか成績を残せていません。2006年は彼のアシストだったペレイロが優勝(ランディスのドーピング違反で繰り上げ)しています。今年はとても調子良さそうなので、期待できそうです。一方、しっかりと5位にリカルド・リッコ、6位にカデル・エヴァンスが入っており、役者は揃っています。残念なのは落車してしまったマウリシオ・ソレール、3分以上遅れてしまいました。

Last Km: Valverde toont meteen zijn sterke benen


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