アスタナに関連する記事

2009年11月26日

アスタナのUCIプロチーム登録は承認、ランプレは拒否 2

Cyclingnews.comの報道によれば、アスタナのプロチーム登録はUCIによって承認されたようです。そしてUCIは金曜日に17のプロチームを発表するようです。リストには最後まで粘り強くUCIと交渉していたアスタナの名前がある一方で、イタリアの名門、ランプレはプロチーム登録を維持できないようです。

UCIプロチームのライセンスはチームの財務状況等から1年から4年の範囲で発行され、毎年必要書類を提出することで外部機関により審査、更新されます。ランプレのライセンスは残っていたはずですが、書類審査で承認されなかったことになりますね。最終決定はライセンス委員会に委ねられるそうで書類の再提出、再審査の道が閉ざされている訳ではないようです。

これでコンタドールはアスタナに残留となるでしょうが、クネゴは?ペタッキは?

2010年のプロチーム登録:
・AG2R La Mondiale (Fra)
・Astana (Kaz)
・Caisse d’Epargne (Spa)
・Euskaltel-Euskadi (Spa)
・Footon-Servetto (Spa)
・Française des Jeux (Fra)
・Garmin-Slipstream (USA)
・Liquigas-Doimo (Ita)
・Omega Pharma-Lotto (Bel)
・Quick Step (Bel)
・Rabobank (Ned)
・Saxo Bank (Den)
・Team Columbia-HTC (USA)
・Team Katusha (Rus)
・Team Milram (Ger)
・Team RadioShack (USA)
・Team Sky (GBr)


Cyclingnews.com: Astana keeps ProTour licence and Contador
Cyclingnews.com: UCI registers seventeen ProTour teams for 2010


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2009年11月25日

UCI、アスタナに追加保証を求める 3

Cyclingnews.comの報道によれば、UCIがアスタナに対して水曜日(今日)まで同チームの年間予算にあたる2200万ドル(およそ20億円)の銀行保証を求めていることがわかりました。すでにチームは月曜日に書類をUCIに送付しており、現在UCIプロツール委員会が審査をしているところです。アスタナが2009年シーズンに数ヶ月に渡って給料を遅配していたことがその理由のようです。

Cyclingnews.com: Astana ProTour fight continues, UCI seek extra guarantees

いよいよ決着です。



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2009年10月23日

アルベルト・コンタドールの契約は白紙撤回可能に!追記 >> UCIも確認 3

Tour de France 2009 Stage Twenty One

アルベルト・コンタドールはどこへでも移籍可能になりました。今年7月に新たに定められたUCI規則により、プロチームが10月20日までに必要な書類を提出し、UCIの評価を終えていない場合、選手は契約を解除できるように定められています。UCIの発表によればアスタナは書類提出を完了していません。

コンタドールはケスデパーニュやクイックステップが獲得に興味を示しています。しかしケスデパーニュもまた書類提出を完了していません。

UCIは10月22日、2009年7月1日にUCI規則(2.15.169b)に追加された新たなルールにしたがって、10月20日までに以下の必要書類を入れてあるアプリケーションファイルを提出したチームのリストを発表しました。プロツールチームは毎年10月20日までに書類を提出する必要があり、UCIは提出書類を会計事務所とともにチームの財務体制を評価するようです。
・予算
・メインスポンサーとの契約
・銀行の保証
・少なくとも12人の選手との契約
・新チームについては(ちょっとわからないのですが)代理人の支払い証明のコピーとチーム構造の記述
そして発表されたチーム名は以下のとおりです。
・AG2R
・フランセーズデジュー
・フートン・セルヴェット
・ガーミン
・ランプレ
・リクイガス
・クイックステップ
・ラボバンク
・レディオシャック
・オメガファーマ・ロット
・コロンビア・HTC
・カチューシャ
・ミルラム

そう、13チームしかありませんね。残りは、
・ケスデパーニュ
・エウスカルテル
・アスタナ
・チームスカイ
・サクソバンク
ですが、これらのチームは11月20日までに書類を提出し評価を受けなければならないようです。

そして、Cyclingnews.comは10月20日までにプロチームがこれらの書類の提出ができなかった場合、選手はUCI rule 2.15.139 article 8.1.fに基づき、予告無しに契約を解除することができ、損害賠償の責任も無いとしている点を指摘し、アルベルト・コンタドールはどのチームにも移籍可能になったと結論づけています。

Cyclingnews.com: Astana's ProTour application still not in order, Contador free to go

UCI rule 2.15.139 article 8.1.f states, "if, on 20 October of the year preceding a year of registration covered by the present contract, the UCI ProTeam has not submitted a registration file containing the essential documents," the rider may terminate the contract "without notice or liability for damages".

UCI rule 2.15.139 article 8.1.f >> if, on 20 October of the year preceding a year of registration covered by the present contract, the UCI ProTeam has not submitted a registration file containing the essential documents listed in art. 2.15.069bis.


自転車競技はUCIのレギュレーションに基づいて行われ、ロードレース関する全てのルールはPART2 ROAD RACESにまとめられています。一部日本語の注釈がついたものはJCFからも発表されており、私の手元にもありますが、今回適用されるのは全て7月に改正された部分で、これはアスタナが選手への給与の不払いが続いていたために新たに定められたものと言えます。

※写真はツール・ド・フランスのコンタドール続きを読む

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2009年05月13日

ジロ・デ・イタリアが楽しくなくなるいくつかのニュース 1

毎日イタリアでは熱戦が繰り広げられていいるのに、この数日残念なニュースがいくつか流れました。まず差し迫っている問題はなんと言ってもアスタナの財政危機でしょう。CYCLINGTIME.comの記事:アスタナの将来、カギを握るのはアームストロング?が今後の方向性も含めて良くまとまっています。世界的な不況で盤石だったはずのカザフスタンの国営企業のスポンサードに問題が出てしまい、選手への給与の未払いも起こっているようです。UCIから最後通牒を突きつけられており、最悪の場合ジロ・デ・イタリアが終わる5月31日をもってチームの活動停止となる恐れもあります。アームストロングが買い取って、チームLIVESTRONGというプランが有力視されているようですが、LAFはむしろ活動資金が欲しいくらいでしょうから有力スポンサーとの契約がまとまることが条件です。アームストロングが復活したことだけでも驚きだと言うのにね。

二つ目はこのエントリで書いたアレハンドロ・バルベルデのドーピング違反問題。イタリアのオリンピック委員会からイタリア国内で行われるレースへの出場を禁止する通知がなされたようです。今年のツール・ド・フランスはイタリアを通過することから、ツール・ド・フランスへの出場が危ぶまれています。すでにヴァルヴェルデはスポーツ仲裁裁判所に処分の無効を訴えているようですが、オペラシオン・プエルトは捜査方法にも問題があったとされていますし、自ら証言して出場停止処分を受けたイヴァン・バッソ以外にこの件で明確に処分を受けた選手はいないと思うので、今は行方を見守るしかありません。

三つ目はトム・ボーネンから2回目のコカイン陽性反応が出てしまいました。コカイン自体は禁止薬物ではありませんが、使用すること自体が犯罪ですから最悪の場合収監されることになるかも知れません。去年この問題でツール・ド・フランスへの出場を逃したというのに懲りないと言うか、ガッカリですね。ボーネンは酒癖が悪いことで有名らしく、酒で前後不覚の状態で麻薬に手を出してしまったのではないかということのようですが、もしそうだとしても、お友だちが悪過ぎです。すでにクイックステップはボーネンの全てのレースへの出場を停止しているようです。トップチームだけに影響も大きいでしょう。

どれもこれも深刻な問題です。

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2008年12月05日

二人のスーパースターの無難なスタート 3


スペイン領カナリア諸島で行われているアスタナのトレーニングキャンプで初めて一緒に走ったランス・アームストロングとアルベルト・コンタドール、記者会見でもがっちりと握手し、仲の良さそうなところを見せました。

今から喧嘩していたら先が思いやられます。F1に例えればチャンピオンになった若きルイス・ハミルトンのパートナーにミハエル・シューマッハがなるようなモノで、二人が同じレースに出れば、どっちが偉いんだ、ということは避けられないと思います。

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2008年12月02日

アームストロング、ツール・ド・フランス参戦を表明 4


AFPBB Newsが2日伝えたところによれば、現在スペイン領カナリア諸島で所属するチーム、アスタナのトレーニングキャンプに参加しているランス・アームストロングが来年のツール・ド・フランスに参加することを表明したようです。ジロ・デ・イタリアとツール・ド・フランスの連覇を目論む、というような論調は、いささか先走りすぎているように思いますが、7連覇を達成した王の帰還となるでしょうか。

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2008年10月15日

アームストロングはミラノを目指す 3

ツール・ド・フランス7連覇を達成し、3年間のブランクを経て2009年に現役復帰するランス・アームストロング(アメリカ)が、5月のジロ・デ・イタリア出場を正式に発表した。アームストロングは「ジロは僕のキャリアに欠けていたビッグレース。5月のスタートが待ちきれない気分」と意気込んでいる。

CYCLINGTIME: 現役復帰のアームストロング「マリアローザを狙う」

さきに現役復帰を発表したランス・アームストロングですが、ジロ・デ・イタリアに出場することを発表しました。記事によれば、ジロ総合ディレクターのアンジェロ・ゾメニャン氏が直接出場を打診したようです。アスタナは今年、ツール・ド・フランスに招待されておらず、アームストロングがアスタナから現役復帰をしたとしても、ツールを走れるかどうかは不確かですから、現実的な判断と言えるでしょう。LIVESTRONGのプロモーションをするために、グランツールを走ることは重要です。

アームストロングは他にも、2009年1月のツアー・ダウンアンダー、2月のツアー・オブ・カリフォルニアにも出場するそうです。

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2008年09月22日

コンタドールが総合優勝。グランツール勝利の条件とは? 4

ブエルタ・ア・エスパーニャ2008最終ステージはサン・セバスチャン・デ・ロス・レイスからマドリードまでの102.2kmです。最後はマドリッド市街をクローズしたコースを7周回し、23日間、21ステージに渡って繰り広げられた長い旅が終わります。

事実上、総合優勝はコンタドール、2位ライプハイマー、3位サストレは決まっています。3人はゴールまで遅れずに自転車を持って行くだけです。最後にスプリンターたちのために残された、ゴールスプリントのみが存在するだけのレース、グランツールではお馴染みの、祝福に満ちた、のんびりとしたペースでレースは進みました。

中継が始まって間もなく、プロトンはマドリッド市街に入ります。最初の1周目はマイヨオロに敬意を表し、アスタナを先頭に周回しましたが、すぐにアタックが掛かり、逃げが形成されます。しかしこれも吸収されてラスト1km。列車を組んでスプリンターを発射させられるチームは無く、混戦のスプリントの中チームCSC・サクソバンクのマッティ・ブレシェルの勝利に終わりました。

総合優勝はアルベルト・コンタドール。ジロ・デ・イタリアに続く、グランツール2連勝で、昨年のツール・ド・フランスからわずか14ヶ月の間に、グランツール全てに勝利しました。

これで、グランツール全てが終了しました。今年勝った選手、チームを改めて見てみると、アスタナとチームCSCサクソバンクのチーム力が抜きん出ていたように思います。とくにツール・ド・フランスにおけるチームCSCのフォイクトやカンチェッラーラの高速牽引、非情なまでのラルプ・デュエズの戦略は見応えがありましたし、ブエルタ・ア・エルパーニャにおける、アスタナのコントロールも隙がありませんでした。それに対して、ツール・ド・フランスでエヴァンスを勝たせられなかったサイレンス・ロット、ブエルタ・ア・エスパーニャで一瞬の隙で大きなタイムロスを作ってしまったケスデパーニュは、明らかにチーム力で劣っていたように思います。

チームCSCの監督であるビャルネ・リースやアスタナの監督であるヨハン・ブリュイネールは何かと批判もありますし、両者のチーム作りに対する考え方は大きく違うと思いますが、選手の選択、レース戦略という意味において、グランツールを狙って勝つための条件を持っているのだと思います。
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ライプハイマー強し!アスタナはワン・ツーを確定! 3

ブエルタ・ア・エスパーニャ2008も残すところ2日。第20ステージはラ・グラニャ・デ・サン・イルデフォンソからアルト・デ・ナバチェラーダまでの16km。個人タイムトライアルで、この日の成績で総合順位が決まります。今度の木曜日、25日には世界選手権の個人タイムトライアルが行われることもあり、有力選手はあまり残っていません。大本命は最後から2番目に走るリーヴァイ・ライプハイマーです。コンタドールのタイムにどこまで肉薄できるのか、くらいが楽しみでしょうか。

結果はライプハイマーが、コンタドールとバルベルデに31秒差をつけて1位でした。総合成績でも46秒差とワン・ツー体制を確定し、アスタナの強さを見せつけました。登りのタイムトライアルということで、沿道の観客が選手の前に立ちふさがるように飛び出てきて応援しており、かき分けて進むような感じです。とくにコンタドールは地元選手ということで、熱狂的な応援の中で、山頂のゴールを目指していました。

実はこの記事は最終ステージのマドリッド周回を見ながらを書いています。後4周でブエルタもゴールを迎えます。
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2008年09月14日

コンタドールがステージ優勝し、総合首位に 2

ブエルタ・ア・エスパーニャ2008は第13ステージ。サン・ビセンテ・デ・ラ・バルケラからアングリルまでの209.5km。距離が長い上に、3級、1級、1級、1級山岳をこなした後に、超級山岳、魔の山アングリルを登る、今大会最難関ステージです。

1日出掛けており、なんとか放送開始前にテレビの前にたどり着きました。アングリルは最初から見られましたが、長時間のドライブで疲れており、いつのまにかうとうとと、そしてすっかり寝てしまっていました。気がつくと、放送終了直前でした。

良いところをすっかり見逃してしまったわけですが、結局コンタドールが1位、42秒差でバルベルデが2位、58秒差でホアキン・ロドリゲスが3位、4位には1分5秒差でライプハイマー、ということで、コンタドールが総合優勝に大きく前進した一方で、第12ステージで大きく遅れたバンデベルデが大きく順位を戻したものの、コンタドールとの差はむしろ広がってしまいました。チームの体制、実力を考えると、コンタドールが圧倒的に有利な立場に立ったと言えるでしょう。
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