2008年08月08日
8月3日、長野県栄村で開催された、グルっとまるごと栄村100kmサイクリングに、息子たち中学生2名を含む、Windy Racing Team with ラスカル powered by エスカップのメンバー9名で参加しました。
道中記
8月3日は午前4時30分起床しました。荷物をまとめ、食事を摂って、クルマに乗ったのが5時50分。スタート地点に着くと、すでにたくさんのクルマが駐車場に並んでいます。1人で参加している弟もすぐ近くに停まっていました。高原の朝で涼しいですが、日差しは強く、気温上昇が予想されています。

6時45分からライダーズミーティング開始。昨晩のうちにチームのメンバーから重要なポイントについてはレクチャーを受けていましたし、N氏が作成した注釈入りのコースプロファイル(昨年も参加しており実走経験もあるので、私の作ったバーチャルなものより正確)が配布され、準備は完璧、のように思えました。


道中記
8月3日は午前4時30分起床しました。荷物をまとめ、食事を摂って、クルマに乗ったのが5時50分。スタート地点に着くと、すでにたくさんのクルマが駐車場に並んでいます。1人で参加している弟もすぐ近くに停まっていました。高原の朝で涼しいですが、日差しは強く、気温上昇が予想されています。

6時45分からライダーズミーティング開始。昨晩のうちにチームのメンバーから重要なポイントについてはレクチャーを受けていましたし、N氏が作成した注釈入りのコースプロファイル(昨年も参加しており実走経験もあるので、私の作ったバーチャルなものより正確)が配布され、準備は完璧、のように思えました。


7時から順次スタート。先頭の人たちが飛び出して行きました。我がチーム Windy Racing Team with ラスカル powered by エスカップのメンバーは後方に位置していましたので、先頭から20分遅れでスタート。

スタート直後は下り基調です。沿道に立つ、栄村の皆さんからの声援に応えながら快調に飛ばすと、最初の登りがやって来ました。斜度は緩いのですが、N氏から「飛ばしすぎないように注意」の声。坂を下ると本格的な登りが始まります。ここで最初のトラブル。まだ集団がばらけていない状態で、下ってすぐの登りに入った瞬間、狭い道に人があふれてしまいました。サイクリング気分が一変する展開に、並んだまま自転車を降りてしまう人が出てしまい、大混雑。私も前の人に追いついて、はすってしまい、足をついてしまいました。気を取り直して登り始めますが、なかなか厳しい登りです。やや後ろめに座って回転を上げます。間もなく北野天満CPに到着しました。まだ少し余裕がありますが実はここからが本番でした。

吊り橋「学問の橋」を歩いて渡り、北野天満宮の前から本格的な登りのスタートです。ここからトンネルの手前の五宝木まで標高差約530m、獲得高度650mほどあります。長い坂の途中で、脚の異変に気づきました。
こんなに早く?まだ序盤だぜ。
私設エイドステーションでネクタリンや水をいただき、少し休んで元気が出て来ましたが、なかなかトンネルが見えて来ません。屋敷CPに着く頃には、チームの中でもしんがりになっていました。

脚を騙しながら先へ進みますが、切明温泉の手前の登りで本格的に両脚(太腿前)がつってしまいました。自転車から降りることもできず、立ったまま、水を掛けて脚を冷やしながら、徐々に痛みが引くのを待ちますが、しばらくして走り始めると、また激痛が... 自転車を降りて、しばらく座っていました。スタートから3時間、まだ40kmちょっとしか走っていません。
先は長い、無理しないで行こう。
切明CPには今晩宿泊する予定です。皆から遅れているし、連絡できないものかと思いましたが、無情にも携帯電話には圏外の表示です。切明CPから先の登りは、コースプロファイルにも
「この登りは超きつい」
と書いてあります。早々に歩くことになりました。周りを見回すと、同様に歩いている人の姿が目立ちます。自転車に乗ったり、歩いて押したりを繰り返しながら峠を目指します。コースプロファイルとGPSの高度計をにらめっこ。同じように脚がつって無理が出来なくなっている人たちと励まし合いながら進みます。急な坂を下ると上の原CP。今思えば、足切り時刻ぎりぎりでした。いよいよ苗場山の登り、最高高度、チマコッピを目指す、400mの登りです。
登れるわけ無いじゃん。
歩きましたよ。子供たちが応援してくれた集落の前だけは乗ったけどね。直後に脚がつりました。このあたりからは、太腿の前も後ろも危険な状態です。目測5%未満は走る、5%以上は歩くの繰り返し。ほとんど5%以上の坂なのでほとんど歩いていました。途中、水がすごい勢いで、道を横切っている場所が... ボトルも空に近づいていましたので、
きれいかどうかわからないけど、飲みました。冷たいし、おいしいから多分大丈夫。
さらにしばらく進むと、見晴し台がありました。取りあえず登ってみます。このあたりは1100くらい高さがあるはずですが、かなり気温も上がっています。写真を撮って一休みし、頂上を目指しました。

この登り坂は長かった。ようやく「最高標高地点」の看板を発見し、ほっとすると、コースプロファイルに
「この下り超きつい」の表示
前日のミーティングでも注意されていた区間です。第1回大会では落車が発生し、昨年はコースから除外された苗場山、その下りです。最初はつづら折り、そして一直線に下るコンクリートの舗装は継ぎ目や段差がところどころにあり、斜度も10%前後あります。あばれるハンドルバーを力で抑え、ブレーキをしっかり掛けながら、下ります。あとで聞いた話では、ここでコースアウトして怪我をした人がいたとか。あっという間に下って小赤沢の集落に入って来ました。小赤沢CPでは水だけ補給して先へと進みます。なんとかトンネルまで登れば、あとは下り基調だよね。
屋敷の集落に向かう登りを歩いて登っていると前方からおばちゃんたちの
「がーんばーってー」の声
自転車に股がって、100m、頑張って漕ぎました。スイカや水をもらい、一休み。まだまだここからトンネルまではかなりありますが、元気をもらって先へと進みます。乗れるだけ乗ってあとは歩くと割り切って、五宝木の昼食ポイントに着いた時は午後1時50分でした。残りは下り基調とは言え、4時のゴールは無理かなあ。おにぎりをもらいましたが、食べられません。一口だけかじって、お茶を飲み、スタート。
勢い良く下って行くと、朝、ネクタリンをいただいた私設エイドステーション。急ブレーキをかけて停車。漬け物をいただき、水を飲むと、「出前迅速のジャージの子供たちが通って行った」と。息子たちです。

がんばらなくては!
相変わらず登りはへなちょこですが、下りはロードレーサーの性能を生かして、勢い良く下ります。さらに、超前乗りで、全身の体重をペダルに乗せるようにして漕げば(立たないダンシング?)、なんとか坂道を登れることがわかりました。太腿の前後は常につりそうですが、ふくらはぎは元気だったのです。
北野天満宮の吊り橋を渡り、大久保あたりのアップダウンをこなします。途中トゥクリップのトレックに乗っている女の子。坂道は同じように歩いていたので、少し一緒に歩きました。サークルの先輩に騙されて参加したとのこと。こんなにアップダウンがあるとは思わなかったそうです。
「トゥクリップに運動靴は、歩くのにはいいよ」
クリート削れたろうなあ、などと思いながら歩いたり走ったりして大久保・菅沢CPに到着。さあもう少し。すでに最後の激坂はキャンセルになる時間帯です。スキー場の入口まで戻ってくると、背中のポケットの携帯電話が鳴り出しました。着信音はQueen の I Was Born To Love You. です。必死で超前乗りダンシング中でしたので、
(いま手が離せません)
チームのメンバーから掛かって来たことはわかっていましたが、そのまま踏み続けると、ゲートが見えて来ました。8時間50分あまり掛けて、(激坂を除く)完走です。息子たちがゴールしてから2時間近く経っています。待ちくたびれた、とのことですが、エアコンのきいた資料館のソファで居眠りしていたそうです。
すっかりメンバーの皆さんにはご迷惑をお掛けしましたが、なんとか最後まで走り切りました。ありがとうございました。栄村の皆さん、ありがとうございました。まだ来年のことを考えることはできませんが、もうちょっと坂を登る練習をして、5kg減量して、再び栄村に戻って来たいなとは思っています。
大きな地図で見る
MotionBased: Sakae110
グルっとまるごと栄村100kmサイクリング
ぐるっとまるごと栄村100キロサイクリング・ブログ:参加の皆様、ありがとうございました
輪工房の店長は今日も遊んでます。:栄村100キロ、無事終了しました
※途中、森の中で、道端に座っていた野生の日本猿と目が合ったんだけど、どこだったか覚えていません。

スタート直後は下り基調です。沿道に立つ、栄村の皆さんからの声援に応えながら快調に飛ばすと、最初の登りがやって来ました。斜度は緩いのですが、N氏から「飛ばしすぎないように注意」の声。坂を下ると本格的な登りが始まります。ここで最初のトラブル。まだ集団がばらけていない状態で、下ってすぐの登りに入った瞬間、狭い道に人があふれてしまいました。サイクリング気分が一変する展開に、並んだまま自転車を降りてしまう人が出てしまい、大混雑。私も前の人に追いついて、はすってしまい、足をついてしまいました。気を取り直して登り始めますが、なかなか厳しい登りです。やや後ろめに座って回転を上げます。間もなく北野天満CPに到着しました。まだ少し余裕がありますが実はここからが本番でした。

吊り橋「学問の橋」を歩いて渡り、北野天満宮の前から本格的な登りのスタートです。ここからトンネルの手前の五宝木まで標高差約530m、獲得高度650mほどあります。長い坂の途中で、脚の異変に気づきました。
こんなに早く?まだ序盤だぜ。
私設エイドステーションでネクタリンや水をいただき、少し休んで元気が出て来ましたが、なかなかトンネルが見えて来ません。屋敷CPに着く頃には、チームの中でもしんがりになっていました。

脚を騙しながら先へ進みますが、切明温泉の手前の登りで本格的に両脚(太腿前)がつってしまいました。自転車から降りることもできず、立ったまま、水を掛けて脚を冷やしながら、徐々に痛みが引くのを待ちますが、しばらくして走り始めると、また激痛が... 自転車を降りて、しばらく座っていました。スタートから3時間、まだ40kmちょっとしか走っていません。
先は長い、無理しないで行こう。
切明CPには今晩宿泊する予定です。皆から遅れているし、連絡できないものかと思いましたが、無情にも携帯電話には圏外の表示です。切明CPから先の登りは、コースプロファイルにも
「この登りは超きつい」
と書いてあります。早々に歩くことになりました。周りを見回すと、同様に歩いている人の姿が目立ちます。自転車に乗ったり、歩いて押したりを繰り返しながら峠を目指します。コースプロファイルとGPSの高度計をにらめっこ。同じように脚がつって無理が出来なくなっている人たちと励まし合いながら進みます。急な坂を下ると上の原CP。今思えば、足切り時刻ぎりぎりでした。いよいよ苗場山の登り、最高高度、チマコッピを目指す、400mの登りです。
登れるわけ無いじゃん。
歩きましたよ。子供たちが応援してくれた集落の前だけは乗ったけどね。直後に脚がつりました。このあたりからは、太腿の前も後ろも危険な状態です。目測5%未満は走る、5%以上は歩くの繰り返し。ほとんど5%以上の坂なのでほとんど歩いていました。途中、水がすごい勢いで、道を横切っている場所が... ボトルも空に近づいていましたので、
きれいかどうかわからないけど、飲みました。冷たいし、おいしいから多分大丈夫。
さらにしばらく進むと、見晴し台がありました。取りあえず登ってみます。このあたりは1100くらい高さがあるはずですが、かなり気温も上がっています。写真を撮って一休みし、頂上を目指しました。

この登り坂は長かった。ようやく「最高標高地点」の看板を発見し、ほっとすると、コースプロファイルに
「この下り超きつい」の表示
前日のミーティングでも注意されていた区間です。第1回大会では落車が発生し、昨年はコースから除外された苗場山、その下りです。最初はつづら折り、そして一直線に下るコンクリートの舗装は継ぎ目や段差がところどころにあり、斜度も10%前後あります。あばれるハンドルバーを力で抑え、ブレーキをしっかり掛けながら、下ります。あとで聞いた話では、ここでコースアウトして怪我をした人がいたとか。あっという間に下って小赤沢の集落に入って来ました。小赤沢CPでは水だけ補給して先へと進みます。なんとかトンネルまで登れば、あとは下り基調だよね。
屋敷の集落に向かう登りを歩いて登っていると前方からおばちゃんたちの
「がーんばーってー」の声
自転車に股がって、100m、頑張って漕ぎました。スイカや水をもらい、一休み。まだまだここからトンネルまではかなりありますが、元気をもらって先へと進みます。乗れるだけ乗ってあとは歩くと割り切って、五宝木の昼食ポイントに着いた時は午後1時50分でした。残りは下り基調とは言え、4時のゴールは無理かなあ。おにぎりをもらいましたが、食べられません。一口だけかじって、お茶を飲み、スタート。
勢い良く下って行くと、朝、ネクタリンをいただいた私設エイドステーション。急ブレーキをかけて停車。漬け物をいただき、水を飲むと、「出前迅速のジャージの子供たちが通って行った」と。息子たちです。

がんばらなくては!
相変わらず登りはへなちょこですが、下りはロードレーサーの性能を生かして、勢い良く下ります。さらに、超前乗りで、全身の体重をペダルに乗せるようにして漕げば(立たないダンシング?)、なんとか坂道を登れることがわかりました。太腿の前後は常につりそうですが、ふくらはぎは元気だったのです。
北野天満宮の吊り橋を渡り、大久保あたりのアップダウンをこなします。途中トゥクリップのトレックに乗っている女の子。坂道は同じように歩いていたので、少し一緒に歩きました。サークルの先輩に騙されて参加したとのこと。こんなにアップダウンがあるとは思わなかったそうです。
「トゥクリップに運動靴は、歩くのにはいいよ」
クリート削れたろうなあ、などと思いながら歩いたり走ったりして大久保・菅沢CPに到着。さあもう少し。すでに最後の激坂はキャンセルになる時間帯です。スキー場の入口まで戻ってくると、背中のポケットの携帯電話が鳴り出しました。着信音はQueen の I Was Born To Love You. です。必死で超前乗りダンシング中でしたので、
(いま手が離せません)
チームのメンバーから掛かって来たことはわかっていましたが、そのまま踏み続けると、ゲートが見えて来ました。8時間50分あまり掛けて、(激坂を除く)完走です。息子たちがゴールしてから2時間近く経っています。待ちくたびれた、とのことですが、エアコンのきいた資料館のソファで居眠りしていたそうです。
すっかりメンバーの皆さんにはご迷惑をお掛けしましたが、なんとか最後まで走り切りました。ありがとうございました。栄村の皆さん、ありがとうございました。まだ来年のことを考えることはできませんが、もうちょっと坂を登る練習をして、5kg減量して、再び栄村に戻って来たいなとは思っています。
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MotionBased: Sakae110
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ぐるっとまるごと栄村100キロサイクリング・ブログ:参加の皆様、ありがとうございました
輪工房の店長は今日も遊んでます。:栄村100キロ、無事終了しました
※途中、森の中で、道端に座っていた野生の日本猿と目が合ったんだけど、どこだったか覚えていません。
roadbiker at 00:22
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