2010年07月26日

近年稀に見る大激戦のツール・ド・フランスが終了しました。第97回ツール・ド・フランスは最終日第20ステージがロンジュモーからパリ・シャンゼリゼを目指す102.5kmで争われました。序盤は恒例のパレードラン、レディオシャックの特別なジャージの着用が認められず、アクチュアルスタートの直前にいつものジャージに道端でゼッケンを貼付けると言うドタバタがありましたが、無事にスタートし、パリを目指します。
ほとんどの賞が確定する中で、僅差で未確定だったポイント賞は、最後の集団スプリントをマーク・カヴェンディッシュが制し、アレッサンドロ・ペタッキがトル・フースホフトに先着したことでペタッキのポイント賞獲得が確定しました。正直なところノーマークでしたし、近頃は全くぱっとしていなかったので、ペタッキのこの成績には驚きです。

アルベルト・コンタドールの総合優勝だけ見れば本命の勝利、ということですが、この大会で一番成長を見せたのは間違いなくアンディ・シュレックでしょう。チームは来年のスポンサー確保にも苦労している状態、序盤に兄フランクが落車でリタイアし、お兄ちゃん子のアンディはどうなることやらと思いましたが、アルプスで勝ってマイヨジョーヌを着、第16ステージでは勝負所でのチェーン脱落というトラブルに見舞われ、コンタドールに逆転されることが確実な中でリスクを取って果敢に下り、トゥルマレ峠の山頂ゴールでは山岳王の走りを見せ、圧倒的不利の中で迎えた第19ステージではバーチャルで2秒差までコンタドールを追い込みました。

世代交代と言うのは時期尚早かも知れませんが、今後何年間にも渡って繰り広げられるライバル関係が生まれたことは喜ばしいことではないでしょうか。

フランス人の活躍が目立った大会でもありました。総合敢闘賞を獲得したシルヴァン・シャヴァネルはマイヨジョーヌにも袖を通しました。ブイグテレコムはトマ・ヴォクレールとピエリック・フェドリゴのステージ優勝に加え、アントニー・シャルトーが山岳賞を獲得しました。単発のステージ優勝しか狙えなかったチームは日替わりでアタックを繰り返し、集団スプリントにも絡めるチームに変貌しました。欲を言えば新城幸也選手の逃げ、あるいはステージ優勝を見たかったところですが、不利なスプリント環境で類い稀な位置取りのセンスを見せてくれ、二度目の完走を果たしました。

最後のツール・ド・フランスを走り終えたランス・アームストロング。この日は特別なジャージでチーム全員が出走しようとしたものの認められず、ゴール後に再び着用しました。レディオシャックはチーム総合優勝しランスは最後の表彰台へ。
→ツール・ド・フランス公式サイト
→ツール・ド・フランス公式アプリ(ライブビデオ)
→steephill.tv:ツール・ド・フランス
→中継は今年もJ SPORTS | cycle road race
→ツール・ド・フランスYoutube公式チャンネル
→@YuRuKoMi/tour-de-france-2010
→欧州自転車レース追っかけ日記
この記事にコメント(0)をいただけると嬉しいです。よろしくお願いします。



