2009年07月03日
ツール・ド・フランスのグランデパールが明日に迫って来ました。まずビッグニュースが飛び込んで来たのでご紹介します。スポーツ仲裁裁判所の裁定によりコカイン問題でASOにツール・ド・フランス出場を拒否されていたトム・ボーネンが明日のスタートラインに立てることになりました。今日はチームプレゼンテーションも行われ、現地はだいぶ盛り上がっている様子です。別府選手はTwitterで次のようにつぶやいています。
T-squareのchaserを聞きながら、F1サーキットでもあるモナコを走るんなんて...。ランス・アームストロングとの久しぶりの再会も果たせた様子です。
今朝やっとランスに会えた。
朝食後だったけど、「おおベップ久し振り!元気だったか?」と朝は忙しくて話せなかったけど、また時間の合うとき話したいと思う。
最終リストが発表されましたので、私の注目チームを中心に独断でだらだらとコメントしてみます。
まず前年王者のカルロス・サストレの所属するサーヴェロテストチームから。結成初年度ながら春先のレースで存在感を見せつけたこのチーム、ハウッスラーやフースホフトのようなスプリンターも揃っていますが、サストレが勝つためには同等の実力を持った山岳アシストが必要かも知れません。
このままだとシルバーメダルコレクターと言われてしまいそうなカデル・エヴァンスをエースとするサイレンスロット。ヴァンデンブロック、ロイド、アーヴェルマートなどメンバーは充実していますが彼にとっては個人TTの距離が短いのが不利でしょうか。
ジロ・デ・イタリアの時はチームの存亡が危ぶまれたアスタナは、いよいよコンタドールをエースとする必勝体制でツールに臨みます。アームストロング、クレーデン、ライプハイマー、ポポヴィッチ、ズベルディア... 山岳でレースを作れる強力な布陣の真価が明らかになるのはアンドラのアルカリスにゴールする第7ステージでしょう。
ジャパンカップで来日が決まったサクソバンクはシュレック兄弟で総合を狙います。カンチェッラーラ、オグレディ、フォイクトの3人の鬼のような牽きを今年も見たいものです。対抗に推したいところですがスイスではアンディに今ひとつキレがありませんでした。
ラボバンクはメンショフが同一年ダブルツール達成とグランツール制覇を狙います。フレチャ、フレイレ、ガラテ、ヘーシンク、ポストゥーマと、このチームも総合上位を狙う資格を持っています。個人的にはテキサスロングホーン男とフレチャの対峙が楽しみですが最終日でしょうね。
コロンビアはカヴェンディッシュにエースナンバーを背負わせましたが、マルティン、グライペル、キルシェン... 一人でどこまでも走って行っちゃいそうな選手がたくさんいます。山岳ステージではキルシェンくらいしか残らないかな。高速列車で序盤は勝利を積み上げそうです。
ミラー、ウィギンス、ザブリスキーらタイムトライアルのスペシャリストが揃っているガーミンはヴァンデヴェルデが総合上位を、ファラーがスプリントでの勝利を狙いますが最注目はモンペリエで行われる第4ステージのチームタイムトライアルです。距離が39kmとやや長めなのでタイム差がつきそうです。
リクイガスはイヴァン・バッソがメンバーからはずれ、ペリツォッティをエースに据えました。若いニーバリとクルイジガー、そしてスプリンターのベンナーティと楽しみな布陣です。このチームもタレント揃いなのでぜひ総合上位、山岳賞に絡んで欲しいと思います。
エウスカルテルはエースナンバーをつけるミケル・アスタルロザのキレのあるアタックに期待します。ピレネーに行くと俄然張り切るチームですが今年はどうでしょうか。
ケスデパーニュはアレハンドロ・バルベルデがイタリアオリンピック委員会からイタリア国内のレースへの出場を禁止されたため、第16ステージでイタリア国内を通過するこのレースには出場できません。エースはペレイロ、繰り上げですが優勝経験者です。ダヴィ・アロヨも実力があります。でも私が好きなのはLLサンチェスです。アルプスを駆け下りる超速ダウンヒルを見せてください。
新城幸也選手が所属するBboxブイグテレコムはヴォクレールとフェドリゴをエーストするチームです。総合に絡めるとしたらフェドリゴでしょうが地元のレースでチームとして存在感を示さなければならないので、逃げ指令が出るはずです。幸也チバリヨ〜!
トム・ボーネンの出場が決まったクイックステップはシルヴァン・シャヴァネルがエースナンバーを背負います。去年までは逃げの常連だった彼ですが、クラシックレーサーとして開花し、今年からはクイックステップ。平坦系の選手が多いチームですが、是非上位にくい込んで欲しいですね。この他にもバレード、ピノーら序盤から仕掛けることができる選手が揃っています。
ゲルデマンをエースとするミルラムもテルプストラやウェーグマンら、力のある選手が揃っています。チオレックのアタマを大きく振るゴールスプリントは迫力ありますよね。
別府史之選手が所属するスキルシマノは初出場と言うこともあり実力は未知数です。総合を狙うには力不足だと思うので、いくつかのステージで逃げに乗って存在感を示して欲しいですね。
ランプレは今シーズン前半を感染症で棒に振ったバッランがエースナンバーですが、アルカンシェルの呪いから逃れることができるでしょうか。実質的にはブルセギンが総合狙いでバッランはステージ優勝狙いかも。
カチューシャはナポリターノがスプリントを、ポッツァートが総合上位を狙うと思いますが、マキュアンの不出場が重ね重ね残念です。
アグリチュベルはステージを狙ってくるでしょう。モロー、ヴォゴンディの序盤からの動きに注目です。アージェードゥゼルはエフィムキン、ノチェンティーニ、ロシェくらいしか名前が出て来ませんが序盤のアタックでレースをかき回してくれるでしょう。フランセーズデジューはサンディ・カザール、コフィディスはモンクティエくらいしか名前を知らないのですが、フランスのチームは地元なので必ず見せ場を作ってくれるでしょう。新城選手や別府選手と逃げるメンバーもこのあたりのチームから出てくると思います。
活躍を期待する選手は新城幸也、別府史之はもちろんですが、シルヴァン・シャヴァネルです。総合優勝はコンタドールが最右翼だけど、最初のタイムトライアルでランスが勝ってしまったら?つい考えてしまいます。スプリントではボーネン、カヴェンディッシュはもちろんですが、ファラーに期待しています。
→ツール・ド・フランス公式サイト
→steephill.tv:ツール・ド・フランスのまとめサイト
→中継は今年もJ SPORTS | cycle road race
→テキストライブがお薦め。CYCLINGTIME.com
→Twitterに思いがけないニュースが!Cyclingnews.com
→iPhoneアプリ: Cycling Results Tracker - Le Tour '09
まず前年王者のカルロス・サストレの所属するサーヴェロテストチームから。結成初年度ながら春先のレースで存在感を見せつけたこのチーム、ハウッスラーやフースホフトのようなスプリンターも揃っていますが、サストレが勝つためには同等の実力を持った山岳アシストが必要かも知れません。
このままだとシルバーメダルコレクターと言われてしまいそうなカデル・エヴァンスをエースとするサイレンスロット。ヴァンデンブロック、ロイド、アーヴェルマートなどメンバーは充実していますが彼にとっては個人TTの距離が短いのが不利でしょうか。
ジロ・デ・イタリアの時はチームの存亡が危ぶまれたアスタナは、いよいよコンタドールをエースとする必勝体制でツールに臨みます。アームストロング、クレーデン、ライプハイマー、ポポヴィッチ、ズベルディア... 山岳でレースを作れる強力な布陣の真価が明らかになるのはアンドラのアルカリスにゴールする第7ステージでしょう。
ジャパンカップで来日が決まったサクソバンクはシュレック兄弟で総合を狙います。カンチェッラーラ、オグレディ、フォイクトの3人の鬼のような牽きを今年も見たいものです。対抗に推したいところですがスイスではアンディに今ひとつキレがありませんでした。
ラボバンクはメンショフが同一年ダブルツール達成とグランツール制覇を狙います。フレチャ、フレイレ、ガラテ、ヘーシンク、ポストゥーマと、このチームも総合上位を狙う資格を持っています。個人的にはテキサスロングホーン男とフレチャの対峙が楽しみですが最終日でしょうね。
コロンビアはカヴェンディッシュにエースナンバーを背負わせましたが、マルティン、グライペル、キルシェン... 一人でどこまでも走って行っちゃいそうな選手がたくさんいます。山岳ステージではキルシェンくらいしか残らないかな。高速列車で序盤は勝利を積み上げそうです。
ミラー、ウィギンス、ザブリスキーらタイムトライアルのスペシャリストが揃っているガーミンはヴァンデヴェルデが総合上位を、ファラーがスプリントでの勝利を狙いますが最注目はモンペリエで行われる第4ステージのチームタイムトライアルです。距離が39kmとやや長めなのでタイム差がつきそうです。
リクイガスはイヴァン・バッソがメンバーからはずれ、ペリツォッティをエースに据えました。若いニーバリとクルイジガー、そしてスプリンターのベンナーティと楽しみな布陣です。このチームもタレント揃いなのでぜひ総合上位、山岳賞に絡んで欲しいと思います。
エウスカルテルはエースナンバーをつけるミケル・アスタルロザのキレのあるアタックに期待します。ピレネーに行くと俄然張り切るチームですが今年はどうでしょうか。
ケスデパーニュはアレハンドロ・バルベルデがイタリアオリンピック委員会からイタリア国内のレースへの出場を禁止されたため、第16ステージでイタリア国内を通過するこのレースには出場できません。エースはペレイロ、繰り上げですが優勝経験者です。ダヴィ・アロヨも実力があります。でも私が好きなのはLLサンチェスです。アルプスを駆け下りる超速ダウンヒルを見せてください。
新城幸也選手が所属するBboxブイグテレコムはヴォクレールとフェドリゴをエーストするチームです。総合に絡めるとしたらフェドリゴでしょうが地元のレースでチームとして存在感を示さなければならないので、逃げ指令が出るはずです。幸也チバリヨ〜!
トム・ボーネンの出場が決まったクイックステップはシルヴァン・シャヴァネルがエースナンバーを背負います。去年までは逃げの常連だった彼ですが、クラシックレーサーとして開花し、今年からはクイックステップ。平坦系の選手が多いチームですが、是非上位にくい込んで欲しいですね。この他にもバレード、ピノーら序盤から仕掛けることができる選手が揃っています。
ゲルデマンをエースとするミルラムもテルプストラやウェーグマンら、力のある選手が揃っています。チオレックのアタマを大きく振るゴールスプリントは迫力ありますよね。
別府史之選手が所属するスキルシマノは初出場と言うこともあり実力は未知数です。総合を狙うには力不足だと思うので、いくつかのステージで逃げに乗って存在感を示して欲しいですね。
ランプレは今シーズン前半を感染症で棒に振ったバッランがエースナンバーですが、アルカンシェルの呪いから逃れることができるでしょうか。実質的にはブルセギンが総合狙いでバッランはステージ優勝狙いかも。
カチューシャはナポリターノがスプリントを、ポッツァートが総合上位を狙うと思いますが、マキュアンの不出場が重ね重ね残念です。
アグリチュベルはステージを狙ってくるでしょう。モロー、ヴォゴンディの序盤からの動きに注目です。アージェードゥゼルはエフィムキン、ノチェンティーニ、ロシェくらいしか名前が出て来ませんが序盤のアタックでレースをかき回してくれるでしょう。フランセーズデジューはサンディ・カザール、コフィディスはモンクティエくらいしか名前を知らないのですが、フランスのチームは地元なので必ず見せ場を作ってくれるでしょう。新城選手や別府選手と逃げるメンバーもこのあたりのチームから出てくると思います。
活躍を期待する選手は新城幸也、別府史之はもちろんですが、シルヴァン・シャヴァネルです。総合優勝はコンタドールが最右翼だけど、最初のタイムトライアルでランスが勝ってしまったら?つい考えてしまいます。スプリントではボーネン、カヴェンディッシュはもちろんですが、ファラーに期待しています。
→ツール・ド・フランス公式サイト
→steephill.tv:ツール・ド・フランスのまとめサイト
→中継は今年もJ SPORTS | cycle road race
→テキストライブがお薦め。CYCLINGTIME.com
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